ファーストクラス

　最近の航空会社はファーストクラスを廃止している。ビジネスクラスのグレードやサービスが向上したのも理由の一つだと思う。しかし、その国のフラッグキャリアや大手の航空会社はファーストクラスを設定している。航空会社の顔にもなるからであろう。当然値段も高くなるが、僕の場合はマイルをためて、無料航空券と交換して利用した。

　日本航空・・・成田→シカゴ、シカゴ→成田、ロンドン→成田、
成田→ニューヨーク、シカゴ→成田。
　以前は２列ずつの座席であったが、２０００年ごろから「スカイ
スリーパー・ソロ」という１席１席の座席を導入した。サービスは
和食か洋食のどちらかをチョイスできる。日系の航空会社なの
で、日本語の応対をしてくれるのでありがたい。そのあと、「JAL
スイート」という座席に変わった。また、食事も２食目からはいつ
でもメニューにあるものを頼むことができるようになった。レトル
トを利用しているが、これにより余った料理を捨てることはなくな
った。つまり経費削減につながっているのである。

　英国航空・・・ロンドン→ドバイ、成田→ロンドン。
　シートは１席ずつの独立したものである。ドバイへの便は、サラ
ダからのフルコースであった。ロンドンへの便は、洋食か和食を
チョイスできた。アテンダントはイギリスの人で、日本人のアテン
ダントはエコノミークラス担当だったので、「何かあったら連絡く
ださい。」とのことであった。結局頼ることはなかったが、日本人
のアテンダントさんがいるのは安心である。

　アメリカン航空・・・ダラス→マイアミ→ブエノスアイレス、シカゴ→成田、成田→ダラス。
　シートは１席ずつの独立したものである。日本とアメリカを結ぶ路線は和食と洋食をチョイスできる。サービスはアペタイザーから始まり、サラダ、メインディッシュと続いた。デザートのアイスクリームは、量がとても多かった。

　エミレーツ航空・・・ドバイ→バンコク、バンコク→ドバイ。
　総２階建てのエアバスA３８０を利用した。１席１席の独立シートで、壁もありプライバシーを守ることができる。また、トイレの奥には「シャワールーム」があり、機内で予約すれば利用することができる。サービスは、キャビアから始まり、サラダ、スープ、メインコース、デザートとフルコースであった。